①袋の口の方向にどのうを置いていく
②袋の口部分を押しつぶすように置く
③踏みつけて隙間なく設置する
④完成
「グリーンビズどのう」は土を詰める、水で膨らませるといった手間がなく、即設置が可能です。乾燥時は1袋の重量が10kgと軽量であり、持ち運びやすい枕型のため、災害時には簡単に運搬、設置ができます。
当商品に含まれる「グリーンビズカリューWS」は、下記①②の大きさの粒が混ざっています。
① シルト(Silt):75 μm以下の非常に小さな細粒。止水性が高く乾燥後に固まりにくい
② 比較的粗い砂
水を含むと①シルトが、②砂の隙間を埋めることで水の通り路をふさぎ、水の侵入を防ぐメカニズムです。
「グリーンビズどのう」は枕型であり、内容物も粘性を持たず塊になりにくいため、すき間なく積むことができます。その止水性能は、通常の土嚢と対比し、最大で6倍の効果を発揮します(自社調べ)。
通常の土嚢は、使用後、乾燥すると内部の土が塊になってしまいますが、「グリーンビズ土のう」は粘性土を含まない※2ため塊になりにくく、一時的に塊になっても乾燥させると容易にほぐれるため、土嚢として再利用しやすい設計となっています。
※2:なぜ粘土は土嚢にはNGか︖
粘土は、止水性能は高い反面、湿った状態から乾燥した際には固まり、土嚢として再利用しにくくなります。また、土嚢袋の隙間から漏れ出やすいといった欠点があります。一方で 「グリーンビズどのうWS」はシルト分を多く配合し、このような欠点を解消しています。
当商品に含まれる「グリーンビズカリューWS」は、1,000℃で焼成した超微多孔発泡セラミックスです。無機物100%で、腐敗などが起こらないため、保管中も清潔で安心です。
「グリーンビズどのうWS」は、保水性も特長です。最大5kgの水を吸い、吸水時は総重量が15kg/袋となります。また、吸水し重くなることで止水性能が向上します。
「グリーンビズ®」は染色工場の排水処理過程で発生する産廃物(余剰汚泥)をリサイクルした、環境に優しい発泡セラミックスです。超微多孔構造による、優れた断熱性・通気性・透水性・保水性が特長です。
「グリーンビズ土のう」には、土のうに最適な規格に調整したグリーンビズの粒状バージョン「グリーンビズカリューWS」が含まれています。
シルト(Silt)とは
土質の分類における区分のひとつで、5~75μmの土の粒子をさします。5μmより小さいものは粘土、75μmより大きいものは砂、礫というふうに分類されます。シルトは透水性が低いため、土嚢等、適度にシルト分を含ませることで高い止水性能が求められる用途に最適です。
被災地向け、備蓄OK、即活用OK
使用後に放置しても外袋が土にかえる
【 外袋 】生分解素材
【 内容物 】グリーンビズカリューWS
【 袋サイズ 】900×250(縦×横 mm)
【 重量 】10 (kg/袋)
都市部向け、備蓄OK、即活用OK
使用後に天日干しすれば繰り返し再使用できる
【 外袋 】再生ポリエステル
【 内容物 】グリーンビズカリューWS
【 袋サイズ 】900×250(縦×横 mm)
【 重量 】10 (kg/袋)
グリーンビズは、
産業廃棄物(余剰バイオマス)を
原料として再利用したエコリサイクル品です。
― お取り扱い上の注意 ―
◆隙間ができないように押しかためて設置してください。
◆水流等の大きな力が加わる場所に設置する際は、2列で設置する、杭を用いるなどの補強を行ってください。
◆使用後、内容物を土壌改良剤で使用する際は少量で効果を確認してから使用してください。
◆再利用する場合は芝生や樹木等の緑地帯の水持ち、水はけ改善に効果を発揮します。
グリーンビズ 止水性能試験
止水デモ 研究裏口
グリーンビズ土のう吸水試験
グリーンビズ土のうの設置方法