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東京大学 隈研吾研究室の学生と共同でパビリオンを制作

2019/10/07

竹×カボコーマ
東京大学 隈研吾研究室の学生と共同でパビリオンを制作

当社は、東京大学・隈研吾研究室と共同で、2019年9月14日~22日に開催された「ロンドン・デザイン・フェスティバル※」のパビリオンを設計・製作しました。(構造設計:江尻建築設計事務所、材料開発・提供:小松マテーレ)
※ロンドン・デザイン・フェスティバル:2003年より毎年ロンドンで開催されているデザインの祭典。期間中は市内の各所で展覧会や各種イベントが行われ、50万人を越える参加者が世界各国から集まる。

「竹わ(TAKE-WA)」と名付けた今回のパビリオンは、当社CABKOMAシート(炭素繊維シート:以下CKシート)と竹を複合した新しい素材を使用し、片側が空中に持ち上げられた直径約11mのドーナツ状の構造体で、1.9mのリング状の竹の部材を編み込んで作られています。それぞれのリングは、4cm巾、2.2mの長さに割った竹に、CKシートを貼り付けて繋ぎ合わせております。 竹とCKシートによる複合材が持つ“軽さ×しなやかさ×強さ”により、一見するとスカスカな籠のような構造体が、ダイナミックに空中に持ち上げられているのが印象的です。
今回のパビリオンは、ファッション・芸術・デザインのコレクションでは世界一と言われるヴィクトリア&アルバート博物館・ロンドン本館の中庭の池に浮かぶ様に展示されました。


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